不運なことが幸運を生んだ
『イケメンとランチ最高。妻子がいたとしても、今日だけ許して・・・。
あっ、私、今日、適当な恰好だった。この間も、仕事帰りだから、ほぼすっぴんにパーカーにパンツ。今日も、長めのパーカーにパンツ。ナチュラルメイク。
 ダサい人と思われますね。最悪です。もう遅い。』
こんなことを思いながら、ブラブラしていた。

スマホが鳴った。
「着きました。今どこですか?良かったら、レストラン街に来ていただけませんか?」
「はい。そうします。」

レストラン街にイケメンはいた。
周りの若い子がヒソヒソと話している。
『イケメンは目立つなあ。私、いろいろ失敗だ。』

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