【コミカライズ】私の運命は、黙って愛を語る困った人で目が離せない。~もふもふな雪豹騎士にまっしぐらに溺愛されました〜
 呆れた様子で見守っている彼が、きっと現プリスコット辺境伯シュレグ・プリスコットだ。精悍な荒削りの顔立ちで、戦闘を生業とする騎士らしく、体は大きい。どちらかというと、ニクスとスノウは彼似のようだ。

「ダメに決まってるだろ! それに、ティタニアは俺の運命なんだ。やっと俺の手の中にいてくれている。絶対に手放さない」

「運命運命うるさい子ねえ、私に結婚申し込んだ時のお父さんみたいだから、やめてくれないかしら」

「オルレアン、スノウで遊ぶのはやめなさい」

 シュレグはため息をついて妻オルレアンの物言いを窘めると、三人の息子たちに目で合図しながら空いている大きなソファへと座った。

「俺、遊ばれてねえから」

 ティタニアの手を取り、むくれた様子のスノウはまだまだ色々言いたそうな顔をしているオルレアンから遠ざけた。

「父さん、久しぶりー」

「ネージュ。やっと帰って来たのか」

「うん。まあ、探し物も見つかったし、もう良いかなって。これからは、ちゃんと父さんと兄さん手伝うから説教は勘弁して」

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