【コミカライズ】私の運命は、黙って愛を語る困った人で目が離せない。~もふもふな雪豹騎士にまっしぐらに溺愛されました〜
 意思の強い彼らしいその言葉に肩をすくめながらティタニアがそう言うと、スノウは微笑んだ。

「そうだな。でも、暗い未来のその先は、誰にもわからない。思いも寄らない不幸が襲ったとしても、絶対にずっとその状態のままじゃないよ。雨が降ったらいつか止むんだ。傷を負ってもいつか癒えるように。俺は一番大事なティタニアが本当に辛かった時に自分勝手に勘違いして、傍にいてあげられなかった事を本当に後悔している。けど、今隣に居られることに感謝もしているんだ。もし、変えられない未来の一場面を見えてしまっても、その先は何かが待ってるよ」

「……それが運命?」

「そう。俺が決めた俺の運命」

 陽光が降り注ぐ古めかしい城館にはたくさんの笑い声がさざめき、幸せな二人の未来を後押しするような涼しい風が吹いた。
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