【コミカライズ】私の運命は、黙って愛を語る困った人で目が離せない。~もふもふな雪豹騎士にまっしぐらに溺愛されました〜
「もうっ、これで色んな資金繰りとか、あまり悩まなくて良くなるのよ。お金って生きていく上で本当に大事なんだから」
それは確かにそうなのだろうが、特になんとも思わなかった。このティタニアと一緒に生きていく上で必要なお金なら、知恵を絞って自分が稼ぐだろうし、彼女と結婚することによって、得られる地位も、ただの付属品に過ぎないので、スノウにとっては何の意味もない。
「ティタニアが嬉しいなって思うことなら、俺も嬉しいよ。けど、別にそれはお金の問題じゃない。お前が笑ってくれているなら、何でも良いんだ。確かに採掘量が増えるのは良いことだとは思うけど、あの鉱山はティタニアのお祖父さんが残してくれたものだし、大事にしよう」
そうして顔を近づけると、ティタニアは心得たように、目を閉じた。そして、唇が触れ合う寸前に部屋の奥からのんびりとした声がした。
「スノウ。これ、途中から計算めちゃくちゃだけど、本当にイグレシアス伯爵としてやっていけるの?」
絶対にこうなるのを待ってから声をかけたなとスノウは眉を顰めた。
「ネージュ! もう、良いからさっさとプリスコットに帰れよ」
そういえばすっかり存在を忘れていたネージュが、ペラっと書類をめくっていた。
「手のかかる弟の世話するのも僕の楽しみなんだよ。早く甥か姪、出来ないかな。僕、子供好きなんだよね」
過保護でうるさい次兄が実家に帰るのはまだまだ先になりそうだと悟って、スノウはティタニアを抱いたまま、大きくため息をついた。
それは確かにそうなのだろうが、特になんとも思わなかった。このティタニアと一緒に生きていく上で必要なお金なら、知恵を絞って自分が稼ぐだろうし、彼女と結婚することによって、得られる地位も、ただの付属品に過ぎないので、スノウにとっては何の意味もない。
「ティタニアが嬉しいなって思うことなら、俺も嬉しいよ。けど、別にそれはお金の問題じゃない。お前が笑ってくれているなら、何でも良いんだ。確かに採掘量が増えるのは良いことだとは思うけど、あの鉱山はティタニアのお祖父さんが残してくれたものだし、大事にしよう」
そうして顔を近づけると、ティタニアは心得たように、目を閉じた。そして、唇が触れ合う寸前に部屋の奥からのんびりとした声がした。
「スノウ。これ、途中から計算めちゃくちゃだけど、本当にイグレシアス伯爵としてやっていけるの?」
絶対にこうなるのを待ってから声をかけたなとスノウは眉を顰めた。
「ネージュ! もう、良いからさっさとプリスコットに帰れよ」
そういえばすっかり存在を忘れていたネージュが、ペラっと書類をめくっていた。
「手のかかる弟の世話するのも僕の楽しみなんだよ。早く甥か姪、出来ないかな。僕、子供好きなんだよね」
過保護でうるさい次兄が実家に帰るのはまだまだ先になりそうだと悟って、スノウはティタニアを抱いたまま、大きくため息をついた。