【コミカライズ】私の運命は、黙って愛を語る困った人で目が離せない。~もふもふな雪豹騎士にまっしぐらに溺愛されました〜
 ティタニアは思い詰めている様子の彼にどう言って良いものか、しばし悩んだ。自分自身としては、ふわふわで抱き心地の良い大きなぬいぐるみと一緒に寝たくらいの感覚なのだが、それをユージンにどうやって説明して良いものか、迷ったのだ。

「本当に申し訳ありません。どんな理由があったとしても、こんなことをしてはいけないとは、重々わかってはいるんです……言い訳にはなりますが、スノウはプリスコットの雪豹の中でも力が強くて。僕一人だけでは、とても止められなくて……」

 可哀想なくらい狼狽した様子で謝罪重ねるユージンに、ティタニアは微笑んでゆっくりと首を横に振った。

「ユージン様、そんなに心配しなくても大丈夫です。スノウ様はお酒を飲んでいらっしゃるんですよね? 酩酊してしまうと正体をなくし、普段は考えられない奇行をしてしまうのも、無理もないことです。それに、嫌な事は何もされていません。私はこの事を騒ぎ立てる気はありませんし、どうか落ち着いてください」

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