いつまでも、君が大好きです。
そして、それから何日かたったある日。
今日、私は病院に来ていた。
病気と分かってからここに来たのは二回目。
「おはよう。美奈ちゃん。」
「おはようございます。」
木下先生とは、電話で何回かやり取りをしていたので、初めてあった時よりもかなり仲良くなった。
「さて、最近の調子はどう?」
私は、お母さんと木下先生と一緒に病院内にある飲食所に来ていた。
ここに入院している人たちはこの飲食所か、外に設備されているコンビニで食事をとるらしい。
「最近、めまいがすごく多いです。足が急にふらついたり、視界が急に悪くなったりします。」
「そう。それは全て、脳腫瘍の症状ね。これからもっと多くなってくると思うわ。」
「それと、、、ペットボトルを、開けられないんです。」
私がこう言ったら、お母さんはすこし表情を歪ませた。
「毎回ではないんですけど、すごく力を入れないと開けれないんです。前はすぐに開けれたのに。」
「、、、、そうなのね。」
こうやって、私に出来ることが少しずつ減っていくのかな。
そんな恐怖と、これから戦っていかないといけないのかな。
「そこで、お願いがあるんです。」
こんなことを言ってからのこのお願いは、正直私にとって不利だ。
でも、私の今の状況を正確に伝えておかないと、余計不利になると思った。
「どうしたの?」
木下先生が優しく微笑みかけてくれる。
「、、、体育祭、行ってもいいですか?」
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