いつまでも、君が大好きです。
「じゃあ、私実行委員の集まりあるからそろそろ行くね。」
「分かった。行ってらー。」
菜都が小走りで走っていく。
私は、昼の部も何も出ないので菜都が帰ってくるまでその場に留まることにした。
それから、いくつか競技が終わり、菜都が帰ってきたタイミングで、とうとう最後である八人リレーが始まる。
現在の時刻は二時半。
リレーが始まるのは四十五分からなので、まだ少し余裕がある。
「そういえば美奈、体調は大丈夫なの?」
「うん。今日は調子いい。」
嘘ついてごめんね、、菜都。
本当はすごくしんどい。
座っているのが救いだけど、頭痛は治まらない。
薬を飲んだおかげか、少しだけましにはなったけど。
しばらく菜都と他愛ない話で盛り上がっていたら、リレー開始の放送が入った。
「あ、始まるね。」
菜都の言葉に一瞬ドキッとする。
湊都は確か、アンカーなんだよね。
なんだか私も緊張してきた。
選手が入場してくる。
その列の1番後ろに、湊都がいた。
「湊都、めっちゃ頑張って練習してきたらしいよ?部活終わりに走りに行ってたらしい。」
へー。すごい。
私は菜都に目線だけ返してもう一度湊都の方を見る。
そして、気のせいかもしれないけど湊都もチラッとこっちを向いた気がした。
勘違いかもしれないけど、私たちの目線が絡み合った気がしたのだ。
その時、また私の胸がキュンとときめく。