いつまでも、君が大好きです。
「でもね?私、なんでこうなるか分からないの。ねぇ菜都、なんでだと思う?」
「え、美奈、分からないの?」
「え?うん。だからこうやって菜都に相談してるんじゃん。」
「あんた、馬鹿?それは恋に決まってんでしょ!」
、、、、、え、。
「こ、恋!??」
「逆になんで分かんないの!?そんなのどう考えたって恋でしょ!!」
「え、、、え?!」
考えてもなかったことを言われ、驚きが隠せない。
だって、笹原くんは私に恋しているから告白してくれたんだよね?
私も、笹原くんに恋してるの!?
それってつまり、、、そういうこと!?
「え、私、恋してるの!?笹原くんに!?」
「美奈の話聞いてる限りだと、絶対恋してると思う。」
「えぇぇそうなのかなぁー。」
「でも確かに、美奈って恋したことないんだよね?年上のイケメン幼なじみがいるせいで。」
「別にしょーちゃんのせいじゃないよ。ただ、普通にさ?」
「とにかく!美奈のその気持ちは恋だよ!」
恋、、、か、、、。
「ち、ちがうって!私は好きじゃない!!」
「え、じゃあ美奈のその気持ちはなんなの?」
「これは、その、ただの好奇心で!私は笹原くんのことはなんとも思ってない!」
勢いに任せて全て言ってしまった。
って、菜都、黙り込んでる?
何も返事をくれない菜都。
え、なに?まさか引いた?
恐る恐る横を向いて菜都の方へ目を向けると。
「あっ、、、笹原くん、、?」
私たちが座るベンチの前に笹原くんが立っていた。
あまりの事に驚きを隠せない私は、まるで鯉のように口を開けて笹原くんを見上げた。
もしかして、さっきのこと、、聞かれてたとか、、、?
「、、、、ごめん。」
笹原くんは口を開くなりその一言だけを発して校舎へ戻っていった。
「、、、、聞かれてた、、よね。」
「い、いや?そんなことないんじゃない?」
菜都は否定してくれるけど、あれは完全に聞いていた顔だ。
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