愛毒、有名人はあの子。
ここは、
スタジオの玄関前。
って言っても今いるところは、その影だから目立たない。
でも…っ
「やぁっ!」
すさまじいスピードと力で振り払ってしまった。
ま、まずかったか…
さすがに… …ごめんなさ…
「七沢さんだ。」
「え?」
「鈴蘭高校2-1、七沢夏純さん。」
――――ごめんなさい。
柚木さん。
こんなにも早く、バレてしまいました。
しかも、峰有斗くんに。
「えぇ?何言ってるの?
あたし達、今日が初対面よ?」
一応、
誤魔化し、誤魔化し。
こーゆーの苦手だけどね。
嘘とかついても顔にでるもんだから…
ってヤバ!!!!
顔にでてるかも!