大安吉日。私、あなたのもとへ参りますっ!
もちろん、日織は修太郎自身にも一緒に住めないことをとても残念がっては色々こぼしていたけれど、きっと第三者である友人への方が素直な気持ちを吐露出来ていたんじゃないかな?と思って。
自分同様、葵咲の方を愛し気にじっと見つめている理人に視線を転じて「うちの妻が丸山さんに大変お世話になったようで」とつぶやいたら、理人が驚いたように修太郎を見た。
「ええ。うちの葵咲も、せっかく入籍してるのに一緒に住めないなんて信じられない!ってよくこぼしてました」
と苦笑する。
「……実際、〝修太郎さん〟もよく我慢なさいましたよね」
入籍直後二人に会った時、他の男から日織のことを名前で呼ばれたくなかった修太郎が、理人に「妻のことは『塚田』、自分のことは彼女と区別するために『修太郎』と呼んで欲しい」と頼んだことがあった。
どうやら理人はそれをちゃんと覚えてくれているようだ。
理人に心底感心したようにそう言われた修太郎は、ほぅっと小さく吐息を落とした。
自分同様、葵咲の方を愛し気にじっと見つめている理人に視線を転じて「うちの妻が丸山さんに大変お世話になったようで」とつぶやいたら、理人が驚いたように修太郎を見た。
「ええ。うちの葵咲も、せっかく入籍してるのに一緒に住めないなんて信じられない!ってよくこぼしてました」
と苦笑する。
「……実際、〝修太郎さん〟もよく我慢なさいましたよね」
入籍直後二人に会った時、他の男から日織のことを名前で呼ばれたくなかった修太郎が、理人に「妻のことは『塚田』、自分のことは彼女と区別するために『修太郎』と呼んで欲しい」と頼んだことがあった。
どうやら理人はそれをちゃんと覚えてくれているようだ。
理人に心底感心したようにそう言われた修太郎は、ほぅっと小さく吐息を落とした。