大安吉日。私、あなたのもとへ参りますっ!
他の三人の手元にも日織同様日本酒用のグラスが置かれているけれど、日織が飲むピッチが一番早いことが、修太郎は気になっている。
「日織さん、とりあえずつまみ、食べましょうか」
グイグイと前のめりで客人に迫る日織に、修太郎が刺身こんにゃくを勧める。
金雀のフルーティーさには、刺身こんにゃくの酢味噌ダレがよく合う。
合うのだけれど――。
先刻から日織は空きっ腹にお酒ばかり入れているような気がして気が気じゃない修太郎だ。
「ちゃんと食べてますよ?」
日織がぷぅっと頬を膨らませて口を尖らせるのを見て、もう少し何か食べさせたほうがいいな、と修太郎は小さく吐息を落とす。
修太郎に言われて刺身こんにゃくを一切れ口に放り込んだ日織だったけれど。
「あ、あのっ。さっきの……ちゃんとの意味を知りたいのですっ」
それを飲み込むなり理人をじっと見つめて。
理人が日織の前のめりぶりに思わず苦笑いを浮かべる。
「すみません、池本さん」
日織は本来日本酒に関して言えばほぼザルなのだけれど。
今日は結婚式でずっと気持ちが張り詰めていたからだろうか。
珍しく酔っている気がした。
「日織さん、とりあえずつまみ、食べましょうか」
グイグイと前のめりで客人に迫る日織に、修太郎が刺身こんにゃくを勧める。
金雀のフルーティーさには、刺身こんにゃくの酢味噌ダレがよく合う。
合うのだけれど――。
先刻から日織は空きっ腹にお酒ばかり入れているような気がして気が気じゃない修太郎だ。
「ちゃんと食べてますよ?」
日織がぷぅっと頬を膨らませて口を尖らせるのを見て、もう少し何か食べさせたほうがいいな、と修太郎は小さく吐息を落とす。
修太郎に言われて刺身こんにゃくを一切れ口に放り込んだ日織だったけれど。
「あ、あのっ。さっきの……ちゃんとの意味を知りたいのですっ」
それを飲み込むなり理人をじっと見つめて。
理人が日織の前のめりぶりに思わず苦笑いを浮かべる。
「すみません、池本さん」
日織は本来日本酒に関して言えばほぼザルなのだけれど。
今日は結婚式でずっと気持ちが張り詰めていたからだろうか。
珍しく酔っている気がした。