一途な御曹司は溺愛本能のままに、お見合い妻を甘く攻めて逃がさない
思わず両手で顔を覆った。
もしかして父にバレてはいないかと冷や冷やしたのも事実だ。
「ただ、カードやスマホや現金もなくて困ってたから部屋に泊めてくれただけで……」
すると、遥は心底驚いた顔で私を見つめた。
「もしかして、一夜の過ち? ……って、まだ見合いもしてないんだから、過ちでもないか」
「どういうこと?」
「つまり、セックスしたかってこと」
「まさか!」
私が慌てて立ち上がると、遥は、まぁまぁ、と私を座らせた。