一途な御曹司は溺愛本能のままに、お見合い妻を甘く攻めて逃がさない
それからこれは夢ではないかと何度も思ったけど、夢なんかではなく、私たちはすぐに籍を入れることになった。
さらに親族だけの小さな挙式をし、挙式後すぐに、私は鷹也さんとローマに向かう。
飛行機の中でもずっと夢心地だったけど、夢はいつまでも覚めない。
ローマでは、鷹也さんの住んでいる家に一緒に住むことになった。
鷹也さんはもう少し広い家がいいかなと言ったのだけど、もう十分すぎるくらい広いから断った。
海外便でくる私の荷物は、私自身より少し遅れてやってくるので、私は最低限の荷物だけ持って、鷹也さんの家に向かった。
あのとき、あの日。
一緒に過ごしたあの家に……。