second love secret room クールな同僚医師の彼に溺れる女神:奥野医師&橘医師特別編完結



『みやびはもう・・・他の誰のものにも・・ならない・・・』


ひとつめのおなじない
それは、だらしない男の餌食になんかもうなるなという命令であり、俺の独占欲の塊

きょう・・?と甘い声で俺を呼びながら意味がわからなさそうな顔をする雅がやっぱりかわいくてまたキスをする。

意味はわからなくてもいい
俺の自分勝手な願いをぶつけただけなんだから
でも本当はわかって欲しい
他の男に抱かれることで雅のココロが傷つく・・・そんなことはもうなくなって欲しいから




『みやびは・・・2番目の恋が・・・絶対に・・・最後の恋・・・になる』


ふたつめのおまじない
それはいつか俺の前でちゃんと想い出して欲しい
“そういえば恭があの時に言ってた”“本当だったね!”・・って笑いながら・・・

だから2番目の恋の相手が誰なのかは言わない
彼女はちゃんと探し出すことができるはずだから


そう思うと、おなじないを彼女にかけた俺自身がふたつめのおまじないで胸がいっぱいになった



『もうひとつ・・・おまじない・・・があるけれど・・・』

「・・・なに?」


吐息混じりにそうやってもうひとつのおまじないを知りたがる雅。
でも、そのおまじないは今は・・かけられない


『それは・・・もう少し後に・・・みやびが、ちゃんと・・・忘れることができたら・・・教えてあげ・・・る。』


みっつめの、雅に伝えられなかったおまじない
それは、おまじないなんかじゃなく直接ちゃんとした言葉で伝えたい
だから雅も努力して欲しい
俺が雅のココロの奥深くに居座ったままの存在にもう遠慮なんかしなくても全身全霊で雅を受け止めながらその言葉をちゃんと伝えられるように・・・


< 118 / 200 >

この作品をシェア

pagetop