お嬢様の恋 ~秘書兼護衛係はお嬢様への一途な想いを隠せない~
「社長さんにもお怪我を負わせてしまって本当に申し訳ありません。息子がしてしまった罪を一生背負いながら生きて行きます。」
咲は帰るときに、玲の手で支えてもらったものの、自分の足で歩いて車まで移動をした。

最後にちゃんと遠藤課長の母に頭を下げてから車が走りだすまで咲は痛みを感じさせないようにしていた。

「・・・痛い・・・・」
「咲っ!?」
車が走り出してすぐに咲は玲の膝に意識を失って倒れた。

「咲!」
極限まで耐えていた咲。
その体はかなり熱を持っている。

玲はすぐに医師に連絡をする。

意識を失っている咲の体に、車の揺れで負担がかからないように気をつけながら玲は複雑な想いを捨てられずにいた。
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