お嬢様の恋 ~秘書兼護衛係はお嬢様への一途な想いを隠せない~
病院についてすぐに、咲はストレッチャーで処置室に運ばれた。
幸い、傷口は開いていなかったものの、若干傷口から出血をしていた。

熱も40度近く出ていて、かなり無茶をしたと医師から言われた。

明日には真岸の通夜がある。

それまで咲が耐えられるかれいは不安だった。それでも、最後まで咲が叶えられるようにしてあげたい。

玲は眠っている咲の額に滲む汗をタオルで拭いたり、髪を撫で、手を握り、願い続けた。


「玲・・・」
咲の隣に横になり、咲の髪を撫でていた玲。
目を覚ました咲と視線が合い、玲は優しく微笑む。
< 251 / 320 >

この作品をシェア

pagetop