俺の気持ちに気づけよ、バーカ!


「俺は、璃奈のことも
 尊敬してるぜ」

「えっ?」


私を……尊敬??


壁に肘をついた
イケメンポーズで

凛とした瞳を
向けられちゃった私。



「亮と優は、
 傷ついた姉を庇う優しさと
 心の強さも持ってる」


桜牙コーチの真剣な目が
私の瞳の奥の奥まで刺さって


「人間として
 魅力的な双子に育てたのは
 間違いなく璃奈だろ?」


太陽みたいにまぶしい笑顔を
ふいうちで
食らってしまったから

かぁぁぁぁぁぁぁ///

私の胸の温度が
ドキドキで急上昇。


ボコボコボコ。

血液は
沸騰しそうなほど熱を持ち
体中を駆け回り始めた。

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