俺の気持ちに気づけよ、バーカ!


私だけに向けられた
男らしく揺れる瞳。

熱のこもった瞳に見つめられ
一瞬、時が止まった。

私の心臓まで
止まりそうになったヤバかった。


だってだって

告白……されたの……かも?

恋愛経験に乏しい私の脳が
とんでもない勘違いを
しちゃったから。


ブンブンブン。

頭を振って
脳内から欲望を追い払う。


違う、違う。

家族って言っていたのは
あれだよ。

……お兄ちゃん。

そう、それ!

私たちのお兄ちゃんに
なってくれるってことだよ!


勘違いヤロー。

そんな自分の
恥ずかしさ熱を下げるため

両手をウチワにして
顔を仰ぐ。


落ち着きを
取り戻したところで、
疑問をコーチにぶつけてみた。
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