俺の気持ちに気づけよ、バーカ!

「璃奈の笑顔はすげーよ。
 オマエの魅力がつまってる」

「私、笑いたい時に
 勝手にニヤケてるだけだよ」

「璃奈はそう思っていても、
 オマエの笑顔に
 心を掴まれる男が、
 山ほどいるんだよ」


そうかなぁ?


「璃奈の笑顔を
 全て独占したいって
 思っちゃう俺は、
 間違いなく存在する。
 でもさ……」


でも?


「オマエが笑いたい瞬間を
 俺が奪い去るのは
 絶対に嫌なんだ。
 璃奈の幸せを奪うことは
 絶対にしたくない」

「桜ちゃん」

「だからオマエには、
 覚えていて欲しい。
 俺は嫉妬魔で。
 璃奈のことが大好きで
 たまらないってことをな」

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