俺の気持ちに気づけよ、バーカ!


「亮。オマエも、
 許せないことが
 あったんだよな?」

亮くんの首に
腕を回した桜ちゃんは

「ちゃんと聞いてやるから
 素直に言ってみろ」

絡めた腕を外し
勇気を与えるように
亮くん背中をポンと押した。


ボスママ達3人の前に進み
拳を、強く握りしめた亮くん。

そしてボソリ。


「姉ちゃんを……
 イジメるな……」

えっ?

「姉ちゃんを……
 バカにするな……」

えっ?
ええっ?

「友達が教えてくれたんだ。 
 大人たちが姉ちゃんのこと
 悪く言ってるって」

それは私が、
母親代わりとして
不甲斐ないからで……

「さっきだって
 姉ちゃんに言ってたじゃんか。
 薄情だとか。頭にくるとか」

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