【コミカライズ】騎士様と合コンして狙い撃ちしたら、まさかの恋仲になれちゃいました。もう離れたくないと縋るので可愛すぎてしんどい。
「そう。例えば、今の団長は茶色の髪だから最凶の茶狼なんだけど。あいつも何かの戦いで手柄を立てれば、それに因んだものを冠して銀狼と呼ばれるだろうね……てか、まぁ。これはもう既に、決定事項ではあるんだけど」

 未確定のはずのシャーロックくんが手柄を立てる未来が、決まりきったことのようにそう言った彼が不思議で私は首を傾げた。

「……決定事項? シャーロックくんが、手柄を立てて銀狼って呼ばれる事が?」

「そ。あいつの一族グリフィス家は、代々銀狼騎士団団長の家系なんだ。ちなみに、初代銀狼騎士団団長の子孫。いわば、あのシャーロックは生まれついてのエリートって訳」

「へー……すごいね……」

 なんだか別世界の出来事のようなお話を聞いて、私は感心するしかない。

 そんな私を見て彼の予想した反応ではなかったのか、レオポルトくんは顔を近付けて首を傾げた。

「あれ? そういうの、あんまり興味ない? 未来の騎士団長だよ? 俸給も凄いし。お嫁さんになれば、良い暮らしも出来るし」

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