【コミカライズ】騎士様と合コンして狙い撃ちしたら、まさかの恋仲になれちゃいました。もう離れたくないと縋るので可愛すぎてしんどい。
「待たない。結婚式の予定を、立てよう。もっと早くにそうするべきだった。エレノアは何があっても俺と別れるなんて、言い出すはずがないと思っていた俺の慢心が良くなかった」

 シャーロックはどこか悔やむような響きを持って、そう言った。

 お祖父様のことが絡まなければ、確かに私は大好きなシャーロックと別れようなどとは絶対に思わないはず。彼の言っていることは、間違いなくその通りなんだけど。

「シャーロック。待って。そう言って貰えてすごく嬉しいんだけど、もうこんなことはないと思うから」

 やっと彼の顔をちゃんと見ると、いつものように私の大好きな可愛い顔だ。けれど、その猫を思わせるような灰色の大きな目にある有無を言わせぬ光を見て取り、それに圧倒された私はうっと言葉が詰まった。

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