私は今日も、虚構(キミ)に叶わぬ恋をする。
「わぁぁ……最高ですね! 『エレアル』一色!!」
「本当! ポスターも入り口の看板ものぼりも、全部可愛い〜!」
「ですよね! 私、撮影してもいいですか?!」
「うん! 私も撮りたい!」
目的地にたどり着いた私たち2人は、スマホ片手に目をキラキラさせた。
「はぁー……夢みたいです!
『エレアル』のコラボカフェに来られるなんて!
しかも、深月さんと一緒に!」
そう。
私と真昼ちゃんが2人で来たのは、『エレアル』をモチーフにした料理やドリンクを扱う、期間限定のアニメカフェ───いわゆるコラボカフェだ。
『エレアル』のイラストが使われた大きなポスターに、店員さんの手書きだろうキャラクターが書かれた入り口の看板。
並べられたのぼりには『エレアル』のキャラがひとりひとり描かれている。
まさに、『エレアル』ファンのための場所だ。
「東京や大阪では何度か開催されてましたけど、流石に遠くて行けなかったんですよね〜。
今回、初めて名古屋での開催が決まったときには、もう嬉しくて嬉しくてっ!」
「地元じゃないとなかなか行けないもんね。
交通費も時間もかかるし」
10時の開店までにはまだ少し時間があったのだが、入り口横には何組か既に並んでいる。
「もっと行列ができてるかと思ったけど、意外と人少ないですね〜」
「まだアニメ化前だもんね。これからもっと人気になったら、予約も取れなくなっちゃうかも」
「え〜。それは困ります! 全メニュー制覇するまで通いたいのに!」
私と真昼ちゃんはスマホで席を予約していたけれど、予約なしでも入れるみたいだ。
最後尾の3人組の女の子たちの後ろに並ぶと、楽しそうな会話が耳に入った。
「本当! ポスターも入り口の看板ものぼりも、全部可愛い〜!」
「ですよね! 私、撮影してもいいですか?!」
「うん! 私も撮りたい!」
目的地にたどり着いた私たち2人は、スマホ片手に目をキラキラさせた。
「はぁー……夢みたいです!
『エレアル』のコラボカフェに来られるなんて!
しかも、深月さんと一緒に!」
そう。
私と真昼ちゃんが2人で来たのは、『エレアル』をモチーフにした料理やドリンクを扱う、期間限定のアニメカフェ───いわゆるコラボカフェだ。
『エレアル』のイラストが使われた大きなポスターに、店員さんの手書きだろうキャラクターが書かれた入り口の看板。
並べられたのぼりには『エレアル』のキャラがひとりひとり描かれている。
まさに、『エレアル』ファンのための場所だ。
「東京や大阪では何度か開催されてましたけど、流石に遠くて行けなかったんですよね〜。
今回、初めて名古屋での開催が決まったときには、もう嬉しくて嬉しくてっ!」
「地元じゃないとなかなか行けないもんね。
交通費も時間もかかるし」
10時の開店までにはまだ少し時間があったのだが、入り口横には何組か既に並んでいる。
「もっと行列ができてるかと思ったけど、意外と人少ないですね〜」
「まだアニメ化前だもんね。これからもっと人気になったら、予約も取れなくなっちゃうかも」
「え〜。それは困ります! 全メニュー制覇するまで通いたいのに!」
私と真昼ちゃんはスマホで席を予約していたけれど、予約なしでも入れるみたいだ。
最後尾の3人組の女の子たちの後ろに並ぶと、楽しそうな会話が耳に入った。