愛と狂気の真ん中で
拘束されるわけではない。

ただ呼ばれた時に起こること。

俺は特に気にせず受け入れた。

痛くなかったわけでも,苦しくなかったわけでもない。

でも,年々花の目に愛が灯って行くのが分かったから。

そうして俺は14。

花は26の社会人になった。


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