優しくない同期の甘いささやき
これからも終わりの見えない片想いを続ける。辛いことは多いけど、辛いことばかりではない。
黒瀬さんと話せた時や笑いかけられた時など、幸せを感じる瞬間がある。
だから、その瞬間を大切にして……想い続けていられる。
自己満足に過ぎないが、納得できるまで好きでいたい。
報われることのない片想いでも、なにかしら良いことがあるかもしれないと淡い期待を抱いていたら……数日後、黒瀬さんから二度目のお誘いがきた。
会議が終わってから、ひとりで片付けをしていた時のことだった。
「加納ちゃん」
「何か忘れ物しました? 何も残っていなかったですよ」
一度会議室を出たのに戻ってきた黒瀬さんを見て、私は首を傾げた。テーブルの上だけでなく、下や椅子の上も何か残っていないかと確認したが、忘れ物らしきものは、何もなかった。
でも、見落としがあったかもと再度床下を確認する。
黒瀬さんがこちらに近寄っていて、黒い革靴が視界に入った。
顔をあげると、すぐそこには好きな人。私の心臓は急速に動き出した。
ドキドキ、ドキドキ、ドキドキドキ……止まらない。
黒瀬さんと話せた時や笑いかけられた時など、幸せを感じる瞬間がある。
だから、その瞬間を大切にして……想い続けていられる。
自己満足に過ぎないが、納得できるまで好きでいたい。
報われることのない片想いでも、なにかしら良いことがあるかもしれないと淡い期待を抱いていたら……数日後、黒瀬さんから二度目のお誘いがきた。
会議が終わってから、ひとりで片付けをしていた時のことだった。
「加納ちゃん」
「何か忘れ物しました? 何も残っていなかったですよ」
一度会議室を出たのに戻ってきた黒瀬さんを見て、私は首を傾げた。テーブルの上だけでなく、下や椅子の上も何か残っていないかと確認したが、忘れ物らしきものは、何もなかった。
でも、見落としがあったかもと再度床下を確認する。
黒瀬さんがこちらに近寄っていて、黒い革靴が視界に入った。
顔をあげると、すぐそこには好きな人。私の心臓は急速に動き出した。
ドキドキ、ドキドキ、ドキドキドキ……止まらない。