王子の盲愛
「理世ちゃん」
「………」
「ごめんね!理世ちゃんが、教授ばっか見るからヤキモチ妬いたの」
「王弥くん」
「ん?」
「講義中は、やめて?お願い。講義はちゃんと受けたいの」
「ん。わかった。できる限り、我慢する。
ごめんね、理世ちゃん」
講義が終わり、鞄に教科書などをしまっている理世。
王弥は、窺うように謝罪を繰り返していた。
次の講義に向かう途中。
しっかり手を繋ぎ、移動する二人。
「━━━━━でも、王弥くんは大丈夫なの?
全然講義聞いてなかったけど……」
「ちゃんと、話は聞いてたよ。
でも!意識は、理世ちゃんだけど!」
「王弥くんって、やっぱ凄いんだね!」
「そう?」
「高校生の時も、あんまり授業聞いてる風じゃなかったのに、いつもトップだった」
「授業を聞いて、あとは教科書見ればわかるよ」
「す、凄い……」
2時限目の講義中もひたすら王弥に見つめられ、ちょっかいをかけられた理世。
「もう!王弥くん!講義中はやめてって言ったでしょ!」
「だって、理世ちゃんのこと好きすぎるんだもん!可愛くて、ずーっとくっついてたい!
今度は、話しかけないようにしたでしょ?
これでも我慢したんだよ?
ねぇ、褒めて?」
首を傾げて言った、王弥。
「………」
納得はいってないが、王弥を可愛いと思ってしまった理世。
ゆっくり頭を撫でた。
「フフ……」
気持ち良さそうに目を瞑る、王弥。
「王弥くん、狡い…」
「ん?何?」
「私、怒ってたはずなのに……そんな風にされると、何も言えなくなる」
少し頬を膨らませて言った、理世。
「だって、理世ちゃんが可愛いのが元々の原因だもん!
狡いのは、理世ちゃん!」
「えーー!!」
微笑み、膨らんだ理世の頬を突っつきながら言った王弥だった。
「お昼、何食べたい?」
大学を出ようと、門に向かいながら理世に声をかける。
「んー、あ!」
「ん?どこ?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ここ?」
「うん…ここのイタ飯、ずっと来てみたかったの。でもカップルばっかで……
王弥くんが嫌じゃなければ……」
王弥を見上げ、窺う理世。
「もちろん、いいよ!」
「ほんと?良かったぁ!」
ちょうどお昼時なので、客が多く二人は外で順番を待っていた。
「理世ちゃん」
「ん?」
「今は、講義中じゃないからいいよね?」
「え?」
「チュー!」
「だ、ダメだよ!?ここ、外だよ?」
「でも、したい!」
顔が近づいてくる。
「王弥く…だめ……」
胸を押し返す、理世。
「………」
「ごめんね!理世ちゃんが、教授ばっか見るからヤキモチ妬いたの」
「王弥くん」
「ん?」
「講義中は、やめて?お願い。講義はちゃんと受けたいの」
「ん。わかった。できる限り、我慢する。
ごめんね、理世ちゃん」
講義が終わり、鞄に教科書などをしまっている理世。
王弥は、窺うように謝罪を繰り返していた。
次の講義に向かう途中。
しっかり手を繋ぎ、移動する二人。
「━━━━━でも、王弥くんは大丈夫なの?
全然講義聞いてなかったけど……」
「ちゃんと、話は聞いてたよ。
でも!意識は、理世ちゃんだけど!」
「王弥くんって、やっぱ凄いんだね!」
「そう?」
「高校生の時も、あんまり授業聞いてる風じゃなかったのに、いつもトップだった」
「授業を聞いて、あとは教科書見ればわかるよ」
「す、凄い……」
2時限目の講義中もひたすら王弥に見つめられ、ちょっかいをかけられた理世。
「もう!王弥くん!講義中はやめてって言ったでしょ!」
「だって、理世ちゃんのこと好きすぎるんだもん!可愛くて、ずーっとくっついてたい!
今度は、話しかけないようにしたでしょ?
これでも我慢したんだよ?
ねぇ、褒めて?」
首を傾げて言った、王弥。
「………」
納得はいってないが、王弥を可愛いと思ってしまった理世。
ゆっくり頭を撫でた。
「フフ……」
気持ち良さそうに目を瞑る、王弥。
「王弥くん、狡い…」
「ん?何?」
「私、怒ってたはずなのに……そんな風にされると、何も言えなくなる」
少し頬を膨らませて言った、理世。
「だって、理世ちゃんが可愛いのが元々の原因だもん!
狡いのは、理世ちゃん!」
「えーー!!」
微笑み、膨らんだ理世の頬を突っつきながら言った王弥だった。
「お昼、何食べたい?」
大学を出ようと、門に向かいながら理世に声をかける。
「んー、あ!」
「ん?どこ?」
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「ここ?」
「うん…ここのイタ飯、ずっと来てみたかったの。でもカップルばっかで……
王弥くんが嫌じゃなければ……」
王弥を見上げ、窺う理世。
「もちろん、いいよ!」
「ほんと?良かったぁ!」
ちょうどお昼時なので、客が多く二人は外で順番を待っていた。
「理世ちゃん」
「ん?」
「今は、講義中じゃないからいいよね?」
「え?」
「チュー!」
「だ、ダメだよ!?ここ、外だよ?」
「でも、したい!」
顔が近づいてくる。
「王弥く…だめ……」
胸を押し返す、理世。