御曹司の激愛に身を委ねたら、愛し子を授かりました~愛を知らない彼女の婚前懐妊~
「それって矛盾してる。私には悟君と結婚しろって簡単に言うのに、自分のことになると弱気になるんだから。もっと気楽に考えればいいのよ。あ、これもさっき菫ちゃんが言ったんだからね。あと幼稚園の先生の立場から言わせてもらうけど、育児だって周りに助けてもらえばいいのよ。それになに? 紅尾ホールディングスのトップなの? だったら有り余るお金で家政婦やベビーシッターを雇うとか保育園にお願いするとかいくらでも方法はあるよ。しっかりしてください、お母さん」
ついさっきまで悟のことで落ちこんでいた菖蒲に今は菫が諭されている。
「なんだか菖蒲が本当に先生に見えてきた」
ふたりは顔を見合わせ吹き出した。
「だけどごめんね。なにも知らなかったとはいえ悟君と結婚してなんて、無神経だったね」
それまでの笑顔を消して菖蒲は気まずげに頭を下げる。
「いいよ、謝らないで。悟先輩にベタ惚れの菖蒲、かわいいから許す」
好きな人のために回りが見えなくなって先走るのは菫も同じだ。悟を想っての菖蒲の行動は理解できる。
ついさっきまで悟のことで落ちこんでいた菖蒲に今は菫が諭されている。
「なんだか菖蒲が本当に先生に見えてきた」
ふたりは顔を見合わせ吹き出した。
「だけどごめんね。なにも知らなかったとはいえ悟君と結婚してなんて、無神経だったね」
それまでの笑顔を消して菖蒲は気まずげに頭を下げる。
「いいよ、謝らないで。悟先輩にベタ惚れの菖蒲、かわいいから許す」
好きな人のために回りが見えなくなって先走るのは菫も同じだ。悟を想っての菖蒲の行動は理解できる。