褒めて愛して支配して
歪む視界。涙と涎で汚れた顔。ぐずぐずにされ、しまりのない表情を晒す俺に目を向ける柏木。彼は微かに息を吐き、乱れに乱れた俺の後頭部にそっと触れて自分の元へ引き寄せた。あ、あ、かしわぎ、と舌っ足らずな声で求めて、縋って、身を預けて。
「上手」
ようやく解き放ってくれたその言葉に、身も心も満たされていくのを肌で感じた。優しく髪を撫でてくれる柏木の手に安心感を覚える。どんなに酷いことをされても、なかなかケアをしてくれなくても、最終的にはこうして愛してくれるから、抜け出せない。良くないタイプのDomに、俺は惹かれてしまったのだ。
多幸感や恍惚感に包まれ、頭をふわふわとさせている俺の頬に触れた柏木が、優しい手つきで顔を持ち上げた。あまり表情の変わらない彼は、俺の緩んだ唇を軽く舐めて。その舌を僅かに空いた隙間に入れ込みながら口を塞いだ。完全にSub spaceに入っている俺は、柏木の舌を何一つ抵抗せずに受け入れ、濃厚なキスを誘う。
重なる吐息。呼吸。交わる舌頭。舌端。続く二人だけの世界。背徳。俺をコントロールする柏木の唇や舌の動きに心地よさを感じて自然と漏れる声。頭が熱くて、体も熱くて。気絶しそうなほどの幸福感に包まれる。このまま溺れてしまいたい。
「上手」
ようやく解き放ってくれたその言葉に、身も心も満たされていくのを肌で感じた。優しく髪を撫でてくれる柏木の手に安心感を覚える。どんなに酷いことをされても、なかなかケアをしてくれなくても、最終的にはこうして愛してくれるから、抜け出せない。良くないタイプのDomに、俺は惹かれてしまったのだ。
多幸感や恍惚感に包まれ、頭をふわふわとさせている俺の頬に触れた柏木が、優しい手つきで顔を持ち上げた。あまり表情の変わらない彼は、俺の緩んだ唇を軽く舐めて。その舌を僅かに空いた隙間に入れ込みながら口を塞いだ。完全にSub spaceに入っている俺は、柏木の舌を何一つ抵抗せずに受け入れ、濃厚なキスを誘う。
重なる吐息。呼吸。交わる舌頭。舌端。続く二人だけの世界。背徳。俺をコントロールする柏木の唇や舌の動きに心地よさを感じて自然と漏れる声。頭が熱くて、体も熱くて。気絶しそうなほどの幸福感に包まれる。このまま溺れてしまいたい。