皇子の婚約者になりたくないので天の声に従いました
「どういう仲だ?」
 そのエドガーのツッコミは正しい。

「それを言われると答えられないんだけどな」
 とロビーはそこでパンを口の中に放り込んだ。

 エドガーがため息をついてから、口を開いた。
「父親を通して、婚約の申し込みをした」
 エドガーは、なぜかそれを伝えないとこのロビーから解放されないような気がした。だからついつい口にしてしまった。

 それを聞いたロビーは危うく、食べていたパンを喉に詰まらせるところであった。
「お前。いきなりかよ!」

 そこへ、運よくなのか、騎士団長であるシラク公爵がやってくる。

「エドガー、食事中のところ悪いが。今日の訓練が終わったら、団長室へ来てほしい。ああ、立ち会いはロビーに任せよう。二人とも、訓練の後、団長室に来てくれ」

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