皇子の婚約者になりたくないので天の声に従いました
「隊長!」
「無事か!?」
「はい……」
「とりあえず、指揮はお前が取れ。動ける黒魔導士で魔物を追い払え。まだ魔力が残っている白魔導士は、怪我をしている他の隊員の回復に専念。わかったな」
「隊長は」
「私のことは気にするな。いいから早く指揮を取れ。全滅したいのか」
言い、自分のかわりに隊員と魔導士たちに指示をする副隊長の後ろ姿を目にしたのが、エドガーが覚えている限り記憶の最後、だったと思う。
「無事か!?」
「はい……」
「とりあえず、指揮はお前が取れ。動ける黒魔導士で魔物を追い払え。まだ魔力が残っている白魔導士は、怪我をしている他の隊員の回復に専念。わかったな」
「隊長は」
「私のことは気にするな。いいから早く指揮を取れ。全滅したいのか」
言い、自分のかわりに隊員と魔導士たちに指示をする副隊長の後ろ姿を目にしたのが、エドガーが覚えている限り記憶の最後、だったと思う。