クールで無口(大嘘)な白井くんは愛が重い
え、と声がもれた。好き……好き、だと思う、普段は顔に興味のないわたしだけど、白井くんの顔面はつよ! って感じでいつも……いやいつもではないけどよく目にとまったし……。
だけどそれはそれとして、真正面から好きって言うのは、ちょっとその、いろいろと足りない。なんていうか、心の準備。
「……好き、ですか?」
「好きですよ聞かないでください」
そんな! まっすぐな目で! 首をこてんとかしげて! 無理です負けましたやめてください……。
「ツンデレ? ですか?」
「ツンデレってことば、知ってるんですか」
「宮坂さんのかわいさをより伝えるための言葉を探そうとパソコンをカタカタしてたら、見つけて」
「え、それちなみになんですけど、だれに伝えるために?」
「え? 宮坂さんにですよ」
あ、そうなんだ。わたしかあ。