クールで無口(大嘘)な白井くんは愛が重い
「え、いや、いらないですすみません」
「……いらないですか?」
「いらないですね。元カレから今カノとの写真やらおそろいグッズやら、おまえにも見せとくわ。って着払いで届いたときくらいいらない」
「…………なんだそいつ、埋めてきましょうか?」
「まあ彼氏いたことないんでこうだったらムカつくなってだけなんだけど……」
そこまで口にして、思う。自分が何言ってんだっていうのももちろん思ったけど、それよりも気になりすぎることが。
「まって、埋めてきましょうかって何? なんで対象を明確に把握できてそうな口調なの?」
「俺だったらすぐ、相手の個人情報もいろいろわかるかなって思って……」
「わかんなくていい、わかんなくていい。何? えっ、……え? どこかとんでもなく頭のいいところで育てられました?」
「いえ。愛のちからです」
それは、その、めちゃめちゃに重い愛ですね。