年下イケメンホテル王は甘え上手でいじわるで
四日目にもなると生理も落ち着いてきて、じっとしていることに耐えられなくなってきた。もともと活発なタイプなのだ。私はホテルのジムに行き、軽く筋トレをした。やっぱり体を動かすのはいい。余計なことは考えなくて済むし体だけでなく頭もすっきりしてくる。付き合おう、というからシンガポールからも電話とかかけてくるかと思ったのに、音沙汰ナシ。私だけが振り回されている気がして悶々としていたのだが、筋トレをするうちにどうでもいい気がしてくる。沖縄の高級ホテルに泊まってまで運動したい人もいないのか誰もおらず快適だった。一通り筋トレのマシンを終えて、ランニングマシーンに乗り、スイッチを押したとき、ジムの扉が開いて男が入ってきた。
「あっ」
同時に声を発した。金城だ。
「どうも」
走りながら会釈する。
「ああそっか、ここに泊まってるんだったな」
金城は私が使っているランニングマシーンの隣の隣に立つと、走り始めた。
「金城さんも泊まってるんですか」
「なわけねーだろ。友達のよしみでタダで使わせもらってんの」
「ああ・・・」
会話は途切れ、私はマシンについているテレビをつける。ちょうどお昼の主婦向けバラエティ番組がはじまったところだ。
「今日のゲストは八神桃花さんです!」
司会のお笑い芸人が陽気に紹介し、上品なワンピースをひらひらさせて八神桃花が登場した。げっ。なんでよりにもよって・・・。チャンネルを変えようと手を伸ばすと
「八神桃花」
と、横から金城の声がして、思わず顔を見てしまった。
金城は前を向いたままふっと笑うと
「その名前に反応するってことは知ってんだな」
「何をですか」
私はチャンネルを変えるために伸ばした手でかわりにスピードアップのボタンを押した。
「ジンと八神桃花の関係だよ」
「知りません」
「へーそうなんだ。教えてやろうか」
「結構です」
また会話が途切れ、画面の中の八神桃花の声が耳に届く。
「ということで、是非、今夜九時からのドラマ観てください♪」
「はい、桃花ちゃん、ありがとう~! 実は桃花ちゃんこれからまた撮影のためにすぐここを出なきゃいけないんだよね」
「そうなんですぅ、すみません」
「どこ行くんやっけ? 沖縄? 沖縄だそうです、いってらっしゃーい」
「はーい! いってきまーす」
「あっ」
同時に声を発した。金城だ。
「どうも」
走りながら会釈する。
「ああそっか、ここに泊まってるんだったな」
金城は私が使っているランニングマシーンの隣の隣に立つと、走り始めた。
「金城さんも泊まってるんですか」
「なわけねーだろ。友達のよしみでタダで使わせもらってんの」
「ああ・・・」
会話は途切れ、私はマシンについているテレビをつける。ちょうどお昼の主婦向けバラエティ番組がはじまったところだ。
「今日のゲストは八神桃花さんです!」
司会のお笑い芸人が陽気に紹介し、上品なワンピースをひらひらさせて八神桃花が登場した。げっ。なんでよりにもよって・・・。チャンネルを変えようと手を伸ばすと
「八神桃花」
と、横から金城の声がして、思わず顔を見てしまった。
金城は前を向いたままふっと笑うと
「その名前に反応するってことは知ってんだな」
「何をですか」
私はチャンネルを変えるために伸ばした手でかわりにスピードアップのボタンを押した。
「ジンと八神桃花の関係だよ」
「知りません」
「へーそうなんだ。教えてやろうか」
「結構です」
また会話が途切れ、画面の中の八神桃花の声が耳に届く。
「ということで、是非、今夜九時からのドラマ観てください♪」
「はい、桃花ちゃん、ありがとう~! 実は桃花ちゃんこれからまた撮影のためにすぐここを出なきゃいけないんだよね」
「そうなんですぅ、すみません」
「どこ行くんやっけ? 沖縄? 沖縄だそうです、いってらっしゃーい」
「はーい! いってきまーす」