年下イケメンホテル王は甘え上手でいじわるで
私は口ごもる。
「何だよ」
胸を小さくするブラジャーはないと思うし、普通のブラジャーでもサイズがあるかどうかは分からない。だけどそのことを口にするのははばかられた。
「はい、けってー。モールまで!」
まあいいや。スポーツ用品店でスポーツブラを買えばいい。私はシートにもたれかかった。ショッピングモールまではものの五分で到着した。
「よし、じゃあまずブラジャーな」
金城が先頭を切って歩いていく。
「ちょっとちょっとちょっと! 自分で探すから!! ついてこないでよ」
「はあ~? 金はあるのかな? 金は」
「それくらいのお金は・・・」
と財布を取り出す。
「ない・・・」
「はい、決定権は俺ね」
「冗談やめて。お金おろしてくる」
ATMを探そうとする私の腕を強引につかむと
「時間は有限なんだよ。俺の時間を無駄にすんな、ほら行くぞ」
と高飛車に言った。
金城が連れてきたのはいかにも若い女の子専用といったかわいらしい内装の下着屋だった。雑誌にもよく掲載されているので名前だけは知っていたが自分にはまったく縁のないメーカーだと思っていた。まさかこんなところでくるはめになるとは・・・。
「私、やっぱり、スポーツコーナーで買ってもいい?」
「ダメに決まってるだろ。俺の金で払うんだから、俺に選ばせろ」
「ちょっと待って、あんた、ここに入ってくる気?!」
「別に何もおかしくねーだろ。ほら、男も入ってるぞ」
しゃくった顎の先にはいかにも恋愛に命かけていますと言った風な若い今時の男女がいちゃつきながら店内を歩いていた。
「あれはカップルだからでしょ」
「いらっしゃいませ~よろしかったら店内みていかれてくださいね~」
見かねたように店員が話しかけてきた。
「ああ、すみません、こいつブラジャー盗まれちゃって。今、すぐ付けられるのを探してるんですけど」
「ええ~! そうなんですかあ! 大変でしたね、こちらへどうぞ!」
私が何か言うよりも早く金城が営業スマイルで店員に伝え、一緒に店内に入ることになってしまった。金城はニヤリとした顔で私を見下ろしてくる。くっ、ゴルフでこてんぱんにやっつけてたときはかわいげがあったのに。
「お客様、サイズお分かりでしょうか?」
「あーえーっと・・・」
私がためらっていると、「よろしければ、おはかりしますね」と試着室に通された。
「失礼いたします」
「何だよ」
胸を小さくするブラジャーはないと思うし、普通のブラジャーでもサイズがあるかどうかは分からない。だけどそのことを口にするのははばかられた。
「はい、けってー。モールまで!」
まあいいや。スポーツ用品店でスポーツブラを買えばいい。私はシートにもたれかかった。ショッピングモールまではものの五分で到着した。
「よし、じゃあまずブラジャーな」
金城が先頭を切って歩いていく。
「ちょっとちょっとちょっと! 自分で探すから!! ついてこないでよ」
「はあ~? 金はあるのかな? 金は」
「それくらいのお金は・・・」
と財布を取り出す。
「ない・・・」
「はい、決定権は俺ね」
「冗談やめて。お金おろしてくる」
ATMを探そうとする私の腕を強引につかむと
「時間は有限なんだよ。俺の時間を無駄にすんな、ほら行くぞ」
と高飛車に言った。
金城が連れてきたのはいかにも若い女の子専用といったかわいらしい内装の下着屋だった。雑誌にもよく掲載されているので名前だけは知っていたが自分にはまったく縁のないメーカーだと思っていた。まさかこんなところでくるはめになるとは・・・。
「私、やっぱり、スポーツコーナーで買ってもいい?」
「ダメに決まってるだろ。俺の金で払うんだから、俺に選ばせろ」
「ちょっと待って、あんた、ここに入ってくる気?!」
「別に何もおかしくねーだろ。ほら、男も入ってるぞ」
しゃくった顎の先にはいかにも恋愛に命かけていますと言った風な若い今時の男女がいちゃつきながら店内を歩いていた。
「あれはカップルだからでしょ」
「いらっしゃいませ~よろしかったら店内みていかれてくださいね~」
見かねたように店員が話しかけてきた。
「ああ、すみません、こいつブラジャー盗まれちゃって。今、すぐ付けられるのを探してるんですけど」
「ええ~! そうなんですかあ! 大変でしたね、こちらへどうぞ!」
私が何か言うよりも早く金城が営業スマイルで店員に伝え、一緒に店内に入ることになってしまった。金城はニヤリとした顔で私を見下ろしてくる。くっ、ゴルフでこてんぱんにやっつけてたときはかわいげがあったのに。
「お客様、サイズお分かりでしょうか?」
「あーえーっと・・・」
私がためらっていると、「よろしければ、おはかりしますね」と試着室に通された。
「失礼いたします」