年下イケメンホテル王は甘え上手でいじわるで
「うそ、違うの~? これからって感じ~? あ、ちょっと待っててね、インスピレーションわいてきたわ」
そういうと並んでいる服を順番に見始めた。
「知り合い?」
「そ、焼肉屋の常連。で、俺もたまに利用してんの、お礼がてら」
意外に義理堅いところもあるんだなと少し感心していると、
「決まったわ、これ着てみてちょうだい!」
と一枚の黒いワンピースドレスを持ってきた。がっつり胸元が開いている。
「いや、こんなの・・・」
「いいから、いいから、ほら、女は度胸よ!」
無理矢理試着室に押し込まれ、シャッとカーテンを閉められた。仕方なく、私はおそるおそるワンピースドレスに袖を通す。
「着た? ほら、出てきて!」
「に、似合わないですぅ~~」
私は試着室から顔だけ出して答える。
「そんなことないわよ!」
見てもいないくせに、店員がカーテンを開けた。練習もなくいきなりお遊戯会の舞台に立たされた子どものように私は棒立ちになった。絶対、笑われる・・・
「へー、いいじゃん」
意外な言葉に私は伏せていた顔をあげた。
「でしょでしょ~~、絶対似合うと思ったのよ~」
「よし、これ買うわ。あとスニーカーはあんまりだから、靴も適当に選んで」
「おっけ~」
あっという間に上から下まで完成した。
「よし、やっと飲みにいけるな。高級料理食いに行くのに、あのかっこじゃあんまりだったから」
「ありがとうございます」
一応買ってもらったわけだから、不本意ではあるがお礼を言う。
「あと、その髪・・・」
金城が手を伸ばしてするりとゴムをはずした。ぱらぱらと髪が落ちる。
「ひっつめ髪とか超ダサいから、せめて下ろしといて」
「ここまでしないと行けない高級料理とやらを楽しみにしています」
私はかわいげなく言った。
私たちは再びタクシーに乗り込む。金城が行き先をつげてタクシーが走り出した。外はずいぶん暗くなっている。二十分ほど走ったところで、信号に引っかかり、停車する。
「あれっ、ジンじゃん?」
なんとその横断歩道を社長が歩いているのだ。しかも、隣には・・・
「八神桃花! やっぱ約束してたんだ。うわっ、いつ見てもめっちゃかわいいわ」
そういうと並んでいる服を順番に見始めた。
「知り合い?」
「そ、焼肉屋の常連。で、俺もたまに利用してんの、お礼がてら」
意外に義理堅いところもあるんだなと少し感心していると、
「決まったわ、これ着てみてちょうだい!」
と一枚の黒いワンピースドレスを持ってきた。がっつり胸元が開いている。
「いや、こんなの・・・」
「いいから、いいから、ほら、女は度胸よ!」
無理矢理試着室に押し込まれ、シャッとカーテンを閉められた。仕方なく、私はおそるおそるワンピースドレスに袖を通す。
「着た? ほら、出てきて!」
「に、似合わないですぅ~~」
私は試着室から顔だけ出して答える。
「そんなことないわよ!」
見てもいないくせに、店員がカーテンを開けた。練習もなくいきなりお遊戯会の舞台に立たされた子どものように私は棒立ちになった。絶対、笑われる・・・
「へー、いいじゃん」
意外な言葉に私は伏せていた顔をあげた。
「でしょでしょ~~、絶対似合うと思ったのよ~」
「よし、これ買うわ。あとスニーカーはあんまりだから、靴も適当に選んで」
「おっけ~」
あっという間に上から下まで完成した。
「よし、やっと飲みにいけるな。高級料理食いに行くのに、あのかっこじゃあんまりだったから」
「ありがとうございます」
一応買ってもらったわけだから、不本意ではあるがお礼を言う。
「あと、その髪・・・」
金城が手を伸ばしてするりとゴムをはずした。ぱらぱらと髪が落ちる。
「ひっつめ髪とか超ダサいから、せめて下ろしといて」
「ここまでしないと行けない高級料理とやらを楽しみにしています」
私はかわいげなく言った。
私たちは再びタクシーに乗り込む。金城が行き先をつげてタクシーが走り出した。外はずいぶん暗くなっている。二十分ほど走ったところで、信号に引っかかり、停車する。
「あれっ、ジンじゃん?」
なんとその横断歩道を社長が歩いているのだ。しかも、隣には・・・
「八神桃花! やっぱ約束してたんだ。うわっ、いつ見てもめっちゃかわいいわ」