年下イケメンホテル王は甘え上手でいじわるで
腕こそ組んでいないが二人の距離はとても近く、仲むずましそうに見える。八神桃花はサングラスとマスクをして顔を隠しているがそれでも隠しきれないオーラが全身から放たれていた。そしてそれに全く見劣ることのない社長の姿。信号を渡り終えるところで、社長が笑った。あの、かわいらしい嵐の笑顔だった。私はぎゅっと唇を結ぶ。二人は破局なんてしてなかったんだ。まだ付き合ってる。社長が私に付き合おうって言ったのは気まぐれ? それとも隠れ蓑? どっちみち本気ではなかったということ。
「何、ぼーっとしてんだよ」
金城の言葉にハッと我に返る。あれから金城に連れてこられたのは赤提灯の沖縄料理居酒屋だった。
「えっと、何だっけ?」
私はつとめて平常心をよそおって答える。
「だから、ハブ酒は飲めるかって聞いてんの」
「ハブ酒~? 何それっ、飲んだことないんだけど。気になる。飲も飲も」
「ノリいいじゃん」
今夜はパーッと飲んでやろう。私は心に決めた。
「でもさあ、これのどこが高級料理なのよ。私の服装完全に浮いてるんだけど?」
「外を見繕っても中身は無理だろ。こっちのほうが落ち着くんじゃね?」
「あはっ、それは言えてる」
ハブ酒が運ばれてきた。泡盛の瓶に死んだハブが入れられている。
「えーっ、こんななの?! やばいね」
店員がついでくれたハブ酒で乾杯をした。
「あ、味はぜんぜんハブ感ないよ、おいしいおいしい」
「最高だわ~」
「金城さん、ハブ酒好きなの?」
「え? ああ、最高ってのは、ハブ酒じゃねえよ」
「じゃあ何?」
金城の視線が私の胸元にいく。
「最高の眺めってこと。これをつまみにいくらでも酒が飲めるわ」
私はバッと胸を隠す。
「気持ち悪いこと言わないでよ、セクハラだよ」
「ねえねえ、おっぱいテーブルの上に乗せてみて」
「やるわけないでしょ!!」
下心を隠さないすがすがしい開き直りぶりで金城が言う。かえって、そこからいやらしさを感じず私は胸を隠していた手をほどいて、グラスを持った。
「なんで普段おっぱい隠してんの? 宝の持ち腐れじゃん」
「ボディーガードするのに邪魔だからだよ」
「もったいねー。俺だったら水商売とかして楽して金稼ぐけどなあ。顔はブスでも、おっぱいさえありゃオッケーってやつ多いからな」
「顔はブスは余計でしょ」
「ジンには触らせたの?」
「何、ぼーっとしてんだよ」
金城の言葉にハッと我に返る。あれから金城に連れてこられたのは赤提灯の沖縄料理居酒屋だった。
「えっと、何だっけ?」
私はつとめて平常心をよそおって答える。
「だから、ハブ酒は飲めるかって聞いてんの」
「ハブ酒~? 何それっ、飲んだことないんだけど。気になる。飲も飲も」
「ノリいいじゃん」
今夜はパーッと飲んでやろう。私は心に決めた。
「でもさあ、これのどこが高級料理なのよ。私の服装完全に浮いてるんだけど?」
「外を見繕っても中身は無理だろ。こっちのほうが落ち着くんじゃね?」
「あはっ、それは言えてる」
ハブ酒が運ばれてきた。泡盛の瓶に死んだハブが入れられている。
「えーっ、こんななの?! やばいね」
店員がついでくれたハブ酒で乾杯をした。
「あ、味はぜんぜんハブ感ないよ、おいしいおいしい」
「最高だわ~」
「金城さん、ハブ酒好きなの?」
「え? ああ、最高ってのは、ハブ酒じゃねえよ」
「じゃあ何?」
金城の視線が私の胸元にいく。
「最高の眺めってこと。これをつまみにいくらでも酒が飲めるわ」
私はバッと胸を隠す。
「気持ち悪いこと言わないでよ、セクハラだよ」
「ねえねえ、おっぱいテーブルの上に乗せてみて」
「やるわけないでしょ!!」
下心を隠さないすがすがしい開き直りぶりで金城が言う。かえって、そこからいやらしさを感じず私は胸を隠していた手をほどいて、グラスを持った。
「なんで普段おっぱい隠してんの? 宝の持ち腐れじゃん」
「ボディーガードするのに邪魔だからだよ」
「もったいねー。俺だったら水商売とかして楽して金稼ぐけどなあ。顔はブスでも、おっぱいさえありゃオッケーってやつ多いからな」
「顔はブスは余計でしょ」
「ジンには触らせたの?」