年下イケメンホテル王は甘え上手でいじわるで
 さっきまであんなにいじわるだったのに、甘いだけの響きで私にささやく。
「ううん」
「りこねえちゃん?」
「私・・・したい・・・」
 私の返答を聞くと、また社長が私を抱きしめた。今度は少し強く。
「なるべく、優しくするから」
 社長は起きあがるとまた私の腰に手を置いてぐっと腰を近づける。入り口に固くて大きなものがあたり、またびりびりと痛みが押し寄せる。歯を食いしばり、我慢して目をつぶっていると、急に社長が手を伸ばし、私の胸の先端を人差し指と中指で挟んできた。
「あっああんっ」
 硬直させていた体がゆるみ、ずずず・・・と深く入ってくる。痛みはあるが、先端を挟む指を振動させてくるので、快感がそれをほとんど消し去っていた。
「はっ・・・入った・・・りこねえの中、きっつい・・・」
 社長が私に覆い被さりそう言った。私は安堵し、深くため息をついた。
「よかった・・・」
「大丈夫? りこねえ」
 じんじんと鈍い痛みは残るが、それほど気にならない。私はうなずいた。
「動くね」
 社長がゆっくり、中を確認するかのように体を動かす。つながっている部分があつくて、こすれると気持ちがいい。
「はっ、あぁっ・・・」
 私は小さく声をあげた。はじめてなのに感じてしまうことが悪いことのような気がして私はこれ以上声をあげるまいと奥歯をかみしめた。
「力、抜いて」
 社長がそんな私の口をこじあけて舌を絡ませてくる。同時に腰の動きも早くなる。痛かったのが嘘のように快楽が波のようにやってきた。
「んんっ、あっ、んんんっ」
「りこねえの中、気持ちい・・・」
 社長の息も荒い。私で感じてくれている、と思うとそれだけでどうにかなってしまいそうだ。
「しゃっしゃちょう・・・」
「・・・嵐って言って」
「あんっ、ああん、嵐っ、すっ、好き・・・ああっ、嵐、あん、嵐っ」
 嵐と言ってしまったらもう私の感情はせき止めていたダムが崩壊したかのようにあふれ出た。嵐も綺麗な顔をゆがめて、気持ちよさそうにしている。腰の動きはさらに激しさを増していく。
「好き・・・好きっ・・・・」
「やばい、りこねえ、イキそう・・・」
「うん、嵐っ・・・嵐・・・っ」
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