年下イケメンホテル王は甘え上手でいじわるで
嵐が持ってきたのは、そうめんチャンプルだった。スパムと卵とそうめんとゴーヤが入って、とてもいい匂いがしている。
「すごい、嵐、料理も出来るの?」
「親父と二人暮らしだったから、自然にね、食べて食べて」
この人はどこまで完璧なんだろう。私は「いただきます」と言うと、お箸で口に運んだ。
「おいしい!!」
以前、東京で沖縄料理のお店に行ったことがあったが、そこで食べたチャンプルよりずっと美味しかった。
「よかった」
嵐が笑顔になり、安心したように自分も食べ始めた。
「ねえ、りこねえ、結婚したらここで一緒に住まない? 狭いけど二人で住むには十分だし」
そこまで言ってはっとしたように慌てて嵐は付け足した。
「あ、でももしりこねえがもっと別のところがいいなら、りこねえに合わせるよ。東京に戻りたければ、東京に家を買ってもいいし」
「ううん、私もこの家がいい。この家で、これからたくさん思い出作ろう」
嵐は片手で顔を押さえた。それから、ぱっと花が咲いたように笑って
「帰ってきたらりこねえがいるとか、もうそれだけで幸せなんだけど」
と言った。心がぎゅうっとつかまれたようにしめつけられる。
「ぼく、ずっと心にはりこねえがいたよ。いつも守ってくれたりこねえ。次に再会することがあったら、今度はぼくがりこねえを守るんだって、幸せにするんだって思ってた。親父には恩を返してやれなかったけど、りこねえはこれから先、絶対苦労させないから。りこねえとだけはバラバラにならないように、ずっと一緒にいられるようにがんばるから」
ああ、嵐はなんてまっすぐに気持ちをぶつけてきてくれるんだろう。嵐の言葉に押されるように私も口を開く。
「うん、私も、嵐を守るから。嵐のことは、私が幸せにするからね」
不遇な境遇で大きくなった嵐に、これからは絶対に寂しい思いはさせない。ずっとずっとそばにいよう。
嵐がちゃぶ台に両手を置いて、身を乗り出し、私に口づけた。
「あっ、嵐っ、ダメだよ。もう十二時・・・仕事が・・・」
ちゃぶ台のすぐ横で私は押し倒されていた。
「大丈夫、次の打ち合わせは一時半からだから」
嵐がそう言いながら、私のブラウスのボタンをすべて外していた。
「でっ、でも、こんなところで・・・」
私が仏壇を見やると、嵐は立ち上がってふすまを閉めた。
「すごい、嵐、料理も出来るの?」
「親父と二人暮らしだったから、自然にね、食べて食べて」
この人はどこまで完璧なんだろう。私は「いただきます」と言うと、お箸で口に運んだ。
「おいしい!!」
以前、東京で沖縄料理のお店に行ったことがあったが、そこで食べたチャンプルよりずっと美味しかった。
「よかった」
嵐が笑顔になり、安心したように自分も食べ始めた。
「ねえ、りこねえ、結婚したらここで一緒に住まない? 狭いけど二人で住むには十分だし」
そこまで言ってはっとしたように慌てて嵐は付け足した。
「あ、でももしりこねえがもっと別のところがいいなら、りこねえに合わせるよ。東京に戻りたければ、東京に家を買ってもいいし」
「ううん、私もこの家がいい。この家で、これからたくさん思い出作ろう」
嵐は片手で顔を押さえた。それから、ぱっと花が咲いたように笑って
「帰ってきたらりこねえがいるとか、もうそれだけで幸せなんだけど」
と言った。心がぎゅうっとつかまれたようにしめつけられる。
「ぼく、ずっと心にはりこねえがいたよ。いつも守ってくれたりこねえ。次に再会することがあったら、今度はぼくがりこねえを守るんだって、幸せにするんだって思ってた。親父には恩を返してやれなかったけど、りこねえはこれから先、絶対苦労させないから。りこねえとだけはバラバラにならないように、ずっと一緒にいられるようにがんばるから」
ああ、嵐はなんてまっすぐに気持ちをぶつけてきてくれるんだろう。嵐の言葉に押されるように私も口を開く。
「うん、私も、嵐を守るから。嵐のことは、私が幸せにするからね」
不遇な境遇で大きくなった嵐に、これからは絶対に寂しい思いはさせない。ずっとずっとそばにいよう。
嵐がちゃぶ台に両手を置いて、身を乗り出し、私に口づけた。
「あっ、嵐っ、ダメだよ。もう十二時・・・仕事が・・・」
ちゃぶ台のすぐ横で私は押し倒されていた。
「大丈夫、次の打ち合わせは一時半からだから」
嵐がそう言いながら、私のブラウスのボタンをすべて外していた。
「でっ、でも、こんなところで・・・」
私が仏壇を見やると、嵐は立ち上がってふすまを閉めた。