【5/10書籍2巻3巻同時発売】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
「そう、結婚するという契約を白紙に戻してもらうってことだからさ、イジェマ本人には、いま噂になっている美形の近衛騎士である恋人が居るから、何とも思っていないにしても、それも貴族では良くあることだからね。父親あたりはそれなりのお金を請求してもおかしくないかなって、まあ、それは僕が勝手に思っているだけ」
スイレンが眉を寄せて泣きそうな顔になったのに気がついたブレンダンは、慌てて手を振った。
「それだけ……リカルドは君に本気ってことだよ。もしかしたら貴族という身分も君のために捨てるほど、君のことを心底愛しているのは……間違いないよ」
そう、寂しそうに言ったブレンダンは、黙ったまま隣にいるクライヴの頭を撫でた。
スイレンが眉を寄せて泣きそうな顔になったのに気がついたブレンダンは、慌てて手を振った。
「それだけ……リカルドは君に本気ってことだよ。もしかしたら貴族という身分も君のために捨てるほど、君のことを心底愛しているのは……間違いないよ」
そう、寂しそうに言ったブレンダンは、黙ったまま隣にいるクライヴの頭を撫でた。