【5/10書籍2巻3巻同時発売】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
ブレンダンの顔を見るといつもの飄々とした表情じゃない。今まで見たことのない真剣な表情だ。
「僕は君のことが好きだ。もちろん、そう言ったところで振られることはわかっているし、君にはもうリカルドが居る。でもどうしても伝えておきたかった……出来たら覚えていて欲しいんだ。ブレンダン・ガーディナーは君のことが誰より好きで、将来を誓った恋人が居ようが出来たら奪いたいくらいの気持ちがあるっていうことをね」
その茶色の目には今までの揶揄いはない。スイレンは自分の複雑な気持ちがわからなくなった。すごく嬉しい。でも、受け止められなくて悲しい。彼ほどの人に好かれて嬉しい。でも、リカルドに誤解されたくない。
スイレンはぐっと手に力を込めて、彼を見た。真剣な思いには真剣に返すべきだと思った。
「……ブレンダン様。ありがとうございます。とても嬉しいです。でも、私にはリカルド様しかいなくて……本当にごめんなさい」
ブレンダンはその言葉を聞いて何故かにこっと笑う。不意をつかれてスイレンは目を見開いて驚く。そんな様子を見ながらブレンダンはその場を動かずに言った。
「ちゃんと応えてくれてありがとう。……僕はこれからも君のことが好きだよ。いつか、次の誰かを好きになれる日が来るまでずっと、君が一番だと思う。それだけは許してね」
頷いたスイレンを見る目はどこまでも優しくて、でもここで自分が泣くのはおかしいと思って必死で涙を堪えた。
「僕は君のことが好きだ。もちろん、そう言ったところで振られることはわかっているし、君にはもうリカルドが居る。でもどうしても伝えておきたかった……出来たら覚えていて欲しいんだ。ブレンダン・ガーディナーは君のことが誰より好きで、将来を誓った恋人が居ようが出来たら奪いたいくらいの気持ちがあるっていうことをね」
その茶色の目には今までの揶揄いはない。スイレンは自分の複雑な気持ちがわからなくなった。すごく嬉しい。でも、受け止められなくて悲しい。彼ほどの人に好かれて嬉しい。でも、リカルドに誤解されたくない。
スイレンはぐっと手に力を込めて、彼を見た。真剣な思いには真剣に返すべきだと思った。
「……ブレンダン様。ありがとうございます。とても嬉しいです。でも、私にはリカルド様しかいなくて……本当にごめんなさい」
ブレンダンはその言葉を聞いて何故かにこっと笑う。不意をつかれてスイレンは目を見開いて驚く。そんな様子を見ながらブレンダンはその場を動かずに言った。
「ちゃんと応えてくれてありがとう。……僕はこれからも君のことが好きだよ。いつか、次の誰かを好きになれる日が来るまでずっと、君が一番だと思う。それだけは許してね」
頷いたスイレンを見る目はどこまでも優しくて、でもここで自分が泣くのはおかしいと思って必死で涙を堪えた。