【5/10書籍2巻3巻同時発売】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
「今夜も一緒に眠って欲しいです」
なぜか言いにくそうにその言葉を口に出したスイレンに、リカルドはちいさく吹き出した。驚いて見上げると宥めるように頭にキスをしてくれる。
「うん、俺もそのつもりだったけど……どうした?」
「私、今回のことで思ったんです。リカルド様のような危険なお仕事をされているなら特に、一緒に居られる時は出来るだけ居たいなって」
「……スイレン、心配しなくても、今回みたいなことはそう多くはないよ。普段なら俺は常勝の英雄とまで言われているから、負けることはない」
その言葉を聞いても、それなら安心だと、とても思えなかった。
「早く結婚したいです」
真っ直ぐに目を見てすこし甘えるように口にしたスイレンにリカルドは驚いた顔をした。まさか控えめなスイレンがこんなことを言い出すと思っていなかったのか狼狽えて口元を押さえている。
「いや、そう言ってくれるのは嬉しいけど……そうだな、俺も早く君と結婚したいよ。来年の誕生日が来るまで待ちきれないな」
その顔が赤くなっているのは二人を照らす夕焼けのせいなのか、それはもうわからないけど、その表情を見ればその言葉を喜んでくれていることは一目瞭然で、きっと自分も負けないくらい全身赤くなっているに違いないと思った。
なぜか言いにくそうにその言葉を口に出したスイレンに、リカルドはちいさく吹き出した。驚いて見上げると宥めるように頭にキスをしてくれる。
「うん、俺もそのつもりだったけど……どうした?」
「私、今回のことで思ったんです。リカルド様のような危険なお仕事をされているなら特に、一緒に居られる時は出来るだけ居たいなって」
「……スイレン、心配しなくても、今回みたいなことはそう多くはないよ。普段なら俺は常勝の英雄とまで言われているから、負けることはない」
その言葉を聞いても、それなら安心だと、とても思えなかった。
「早く結婚したいです」
真っ直ぐに目を見てすこし甘えるように口にしたスイレンにリカルドは驚いた顔をした。まさか控えめなスイレンがこんなことを言い出すと思っていなかったのか狼狽えて口元を押さえている。
「いや、そう言ってくれるのは嬉しいけど……そうだな、俺も早く君と結婚したいよ。来年の誕生日が来るまで待ちきれないな」
その顔が赤くなっているのは二人を照らす夕焼けのせいなのか、それはもうわからないけど、その表情を見ればその言葉を喜んでくれていることは一目瞭然で、きっと自分も負けないくらい全身赤くなっているに違いないと思った。