【5/10書籍2巻3巻同時発売】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
 夕食が終わってから、後片付けを済ませたテレザも帰り三人で寛いでいたらリカルドはワーウィックに向かって言った。

「ワーウィック。お前今日は竜舎に帰れ」

 それを聞いたワーウィックは半眼になってじっと二人を見比べた。その視線にスイレンはちょっと居心地悪くなってしまう。別にこれから何か悪いことをする訳ではないんだけど、照れくさいし恥ずかしい。

「……まあ、今夜は仕方ないか。スイレン、何かあったら僕の名前を呼ぶんだよ、何があっても助けてあげるからね」

 真剣な顔をして言ったワーウィックにスイレンは苦笑して頷いた。そんなことにはならないと思うけど。

「ねえ、ワーウィック」
< 199 / 299 >

この作品をシェア

pagetop