【5/10書籍2巻3巻同時発売】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
 明日起きたら何て言おうか、これから一緒に何をしようか、スイレンは自分に何をして欲しいと思うのだろうか。これからは素直に彼女に聞こうと心に決めた。

 言葉足らずとワーウィックに言われたのが思ったより堪えたからだ。

 確かに自分には言葉が足りない。あのブレンダンのように自分の気持ちを素直に伝えられるなら、今回のように彼女を思いつめさせるような結果にはならなかったのではないか。

 あのうるさいワーウィックは一応気を使っているようで、今は心を閉ざしているのかいつもの繋がりがまったく感じられない。

 竜騎士になって後悔したことはないが、ワーウィックとの掛け合いをたまに面倒になることもある。

 しんとした黒い夜の中、世界に自分とスイレンと二人きりなような気もして、それも悪くないなと思った。
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