【5/10書籍2巻3巻同時発売】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
「お土産もよろしくね。買ってきて欲しいもの、この紙に書いてあるから」
荷物が多くなりそうだなと思いながら、ため息をつきながらリカルドはお土産のリストを受け取った。
案の定、店の名前まで指定されたものばかりで、面倒くさそうだ。この前までベッドの中から出られなかったはずなのにどこでこんな情報を手に入れるんだか。
「多すぎないか。それに俺達は観光で行くんじゃなくて、スイレンの書類を取りに行くだけで……」
その言葉を遮るようにクラリスは声を出した。
「あら、お兄さま、私にそんなこと言って良いの?」
抜け目のない妹には頼りきりなリカルドはもう一度ため息をつくと、渡された紙を上着のポケットに入れた。
「わかったよ。店が休みだったり売り切れだった場合は文句言うなよ」
クラリスはその言葉に満足げに頷き、そして忠告するように、呟いた。
「せめてスイレンとの婚約は急いだ方が良いでしょうね。イジェマとの婚約解消されたのを知ったら王女は黙っていないわよ」
荷物が多くなりそうだなと思いながら、ため息をつきながらリカルドはお土産のリストを受け取った。
案の定、店の名前まで指定されたものばかりで、面倒くさそうだ。この前までベッドの中から出られなかったはずなのにどこでこんな情報を手に入れるんだか。
「多すぎないか。それに俺達は観光で行くんじゃなくて、スイレンの書類を取りに行くだけで……」
その言葉を遮るようにクラリスは声を出した。
「あら、お兄さま、私にそんなこと言って良いの?」
抜け目のない妹には頼りきりなリカルドはもう一度ため息をつくと、渡された紙を上着のポケットに入れた。
「わかったよ。店が休みだったり売り切れだった場合は文句言うなよ」
クラリスはその言葉に満足げに頷き、そして忠告するように、呟いた。
「せめてスイレンとの婚約は急いだ方が良いでしょうね。イジェマとの婚約解消されたのを知ったら王女は黙っていないわよ」