最強総長さまに愛されすぎている件について〜女嫌いの総長はブラコン地味子ちゃんを好きすぎる〜

 瑠衣くんは寝ぼけているらしく、無邪気にふにゃりと笑い海月の腰に手をまわした。


(る、瑠衣くん・・・・・っ!?)


「癒される・・・・・・・・」


 そう言いながらお腹に顔をよせ、スリスリする瑠衣くん。


「ちょっ!る、るるる瑠衣くん!?」
「声が大きいよ~」


(やめてー!!!私汗臭いかもしれないからやめてー!)


「す、ストップ!!!」
「ん~はいはい。」


 もうちょっと~と、瑠衣くんはスリスリを続ける。


「ほ、ほんとにわたしの心臓がもたないからやめてくださいってぇー!」


 半泣き状態で必死にお願いすると、瑠衣くんはようやく覚めたらしくて顔をあげた。
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