最強総長さまに愛されすぎている件について〜女嫌いの総長はブラコン地味子ちゃんを好きすぎる〜
「へ・・・・・・?夢じゃない?」
「そ、そうですよ!夢じゃないです!だからどいてくださーーーーーー」
「夢じゃないのか。ならまだちょっとこのままでいさせて?」
瑠衣くんはまた海月のお腹に顔を沈めた。
(う、嘘でしょ・・・・・・っ!)
フツー、夢じゃないって気づいたら慌てて離れるんじゃないの!?それが当たり前の反応だよね?あれ??
しかも瑠衣くんはあんまり気にしていない様子。うーん瑠衣くんは御曹司だからそういう感覚が鈍ってるのかな?
(まぁ、そうしたいのならそうしてあげよう。瑠衣くんの髪撫で心地いいし)
シスコンの双子の弟がずっとくっついていて、男子とあまり関わっていないため距離感が鈍っているというよりそういう感が死んでいる部分は海月も負けてないが海月それをわかっていない。まず、フツーなら眠っている男子の髪を撫でたりなんかしないのだ。しかも初対面の人に。
「・・・・・・はぁ」
大きなため息が聞こえたのでそちら向くと聖くんが呆れたような顔をしながら瑠衣くんを見つめていた。
「あー瑠衣、いい加減に起きないと多分今日徹夜コースになるよ」
「はぁ〜やめて、思い出させないで。徹夜でも頑張れるように今チャージしてるの」
「え?今日徹夜するんですか?」
「うん。瑠衣の書類の仕事、今日中に終わりそうにないでしょ?」
見て?と言われて聖くんが指をさすところを見る。