離婚するはずだったのに記憶喪失になって戻ってきた旦那が愛を囁き寵愛してきます
「君にこれを」
「……? 何ですか? 」
手渡された紙袋を覗く。
「これ…… 、昨日落とした口紅と筆?! 拾ってくれたんですか? 」
手に取ってみて、アレ? っと首を傾ける。
「新品…… ですよ、ね? 」
「私のせいで、ダメにしたからな、取り寄せた」
社長は、サラッと言うが……
「イヤ、イヤ、社長? この口紅、凄い人気で即日完売したはずですが…… 」
「…… らしいな。 たまたまそのメーカーにツテがあっただけだ 」
しれっと、顔色ひとつ変えずに言う。
(……ツテ…… ? があったとしても一日で取り寄せられるものなの?! 金か?! 金と権力か?! ……なのですね、社長)
「これは頂けません。 私がした事はあの子に笑顔になって貰いたかっただけで、ただのお節介です。 社長の為じゃ有りませんし、無くしたのは私の不注意ですから 」
「彼女は、私の招いた客の娘で、無くしたのは私が、君をSPに捉えさせたからだ 」
「……あー、まあ、そうです…… けど…… 」
じゃ、良いのか……? と、一瞬揺れたが、知らない人から、いや、社長だけども…… プレゼント貰うなんて、怖すぎる。 しかもタダで!
「……? 何ですか? 」
手渡された紙袋を覗く。
「これ…… 、昨日落とした口紅と筆?! 拾ってくれたんですか? 」
手に取ってみて、アレ? っと首を傾ける。
「新品…… ですよ、ね? 」
「私のせいで、ダメにしたからな、取り寄せた」
社長は、サラッと言うが……
「イヤ、イヤ、社長? この口紅、凄い人気で即日完売したはずですが…… 」
「…… らしいな。 たまたまそのメーカーにツテがあっただけだ 」
しれっと、顔色ひとつ変えずに言う。
(……ツテ…… ? があったとしても一日で取り寄せられるものなの?! 金か?! 金と権力か?! ……なのですね、社長)
「これは頂けません。 私がした事はあの子に笑顔になって貰いたかっただけで、ただのお節介です。 社長の為じゃ有りませんし、無くしたのは私の不注意ですから 」
「彼女は、私の招いた客の娘で、無くしたのは私が、君をSPに捉えさせたからだ 」
「……あー、まあ、そうです…… けど…… 」
じゃ、良いのか……? と、一瞬揺れたが、知らない人から、いや、社長だけども…… プレゼント貰うなんて、怖すぎる。 しかもタダで!