離婚するはずだったのに記憶喪失になって戻ってきた旦那が愛を囁き寵愛してきます
「お気持ちだけで結構です」
(社長は、女性にプレゼントなんて、贈り慣れているだろうけど、恋愛偏差値、ほぼゼロの私からしてみたら、こんなイケメン、しかも社長からのプレゼントなんて、周りに知れたら何言われるか想像しただけで、怖くて受け取れないわ)
再度キッパリと断ると、社長は紙袋から口紅を取り出したかと思うと、私の顎を親指と人差し指で掴むと、クイッと上に上げた。
「…… え? 」
唇を人差し指でツーッと、一回なぞると、顔を近づけて口紅をキュッと、私に塗った。
(ハワワワワーーーッ! ゆ、ゆ、指っーーっ! か、顔っーーっ!! 触れてますよーっ!! )
「…… これで、この口紅は君しか使えないな」
眼鏡の奥でアーモンド型の瞳が仄かに輝く。
「な、なんか…… 狡いです…… それ」
「計算勝ちだな」
フッと口角が少しだけ上がって、顔が緩んだ。
(フォアアアァァーーーッ! わ、笑った? よね、今。 なに、何、その微笑み!? 無が通常じゃないの?! ギャップ萌えですか?! )
瞬間、胸がドキュンッとトキメいて、顔が火照るのを感じた。
「…… ウヴッ… やっぱり、狡いと思います…… 」
口を尖らせて抗議する。
「フハッ……っ! 」
いきなり社長が声を出して笑い出した。
「贈り物して、狡いと言われたのは初めてだな」
瞳を三日月型にして、破顔する社長を見た私は、ギャップにやられ、その時、キュン死した。
「…… 嘘でしょ、キュキュンって…… 私チョロ過ぎる…… 」
(社長は、女性にプレゼントなんて、贈り慣れているだろうけど、恋愛偏差値、ほぼゼロの私からしてみたら、こんなイケメン、しかも社長からのプレゼントなんて、周りに知れたら何言われるか想像しただけで、怖くて受け取れないわ)
再度キッパリと断ると、社長は紙袋から口紅を取り出したかと思うと、私の顎を親指と人差し指で掴むと、クイッと上に上げた。
「…… え? 」
唇を人差し指でツーッと、一回なぞると、顔を近づけて口紅をキュッと、私に塗った。
(ハワワワワーーーッ! ゆ、ゆ、指っーーっ! か、顔っーーっ!! 触れてますよーっ!! )
「…… これで、この口紅は君しか使えないな」
眼鏡の奥でアーモンド型の瞳が仄かに輝く。
「な、なんか…… 狡いです…… それ」
「計算勝ちだな」
フッと口角が少しだけ上がって、顔が緩んだ。
(フォアアアァァーーーッ! わ、笑った? よね、今。 なに、何、その微笑み!? 無が通常じゃないの?! ギャップ萌えですか?! )
瞬間、胸がドキュンッとトキメいて、顔が火照るのを感じた。
「…… ウヴッ… やっぱり、狡いと思います…… 」
口を尖らせて抗議する。
「フハッ……っ! 」
いきなり社長が声を出して笑い出した。
「贈り物して、狡いと言われたのは初めてだな」
瞳を三日月型にして、破顔する社長を見た私は、ギャップにやられ、その時、キュン死した。
「…… 嘘でしょ、キュキュンって…… 私チョロ過ぎる…… 」