離婚するはずだったのに記憶喪失になって戻ってきた旦那が愛を囁き寵愛してきます
「…… すみません、おっしゃってる意味がわかりません 」

 眉間に皺を寄せて、んん?! っと訝しげに、社長を見る。

「言葉通りだ」

 無表情で、恐ろしい事を繰り返す。

「…… 私はただの従業員…… なのです…… が…… 」

 だからなんだ?! とでも言いたげに、片眉を上げて、否を言わせない威圧感を、醸し出す社長に、ビクッっとする。

(権力…… なのですね、ですよね…… ハイ…… )

 
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