(完)28歳の恋愛事情
その日の夜、久しぶりに礼央君の部屋に来ていた。




それもこれも、帰りのエレベーターが一緒になったのが始まり。




でも、正直…礼央君と顔合わせるのが恥ずかしい。




礼央君を見ると、あの日のキスのことを思い出してしまい、勝手にドキドキしてしまう。





キスなんて、これまでたくさん経験あるのに、なぜかあのキスだけは濃く残ってしまっているから不思議。




それもファーストキス以上かも。





28にもなってキスでドキドキ……痛い、よね。





「茉希先輩?聞いてます?」




「えっ?あ、うん。聞いてる聞いてる」




「…手料理、美味しくなかったですか?全然食べてないですし」
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